福島武司法律事務所 業務日誌
弁護士福島武司の業務日誌です(不定期更新)
富山刑務所の報告書
私が委員長を務めている富山刑務所視察委員会が、2月に意見書を提出したことに対し、同刑務所から報告書(回答)が出されました。

読売新聞にて報道されましたので、ご紹介します。

「精密検査必要あった」「遺憾」の報告書・・・富山刑務所受刑者病死
刑務所の医師不在問題
富山刑務所では常勤の医師が不在で、医療体制が貧弱になっている問題について、読売新聞が詳しく報道しています。

富山刑務所、常勤医1年間不在 所外で受診倍増

同紙の記者は、日頃から大変熱心に取材されています。
視察委員会意見書の報道
一昨日、私が委員長を務める富山刑務所視察委員会が、平成19年度の意見書を採択し、昨日、記者会見をして公表しました。

今朝の朝刊各紙に報道されています。

北日本新聞
読売新聞(全国)  読売新聞(富山) 
朝日新聞
北日本放送
刑務所の運動会
本日午前、富山刑務所の運動会を初めて見学してきました。
富山刑務所視察委員として、招待を受けたものです。

なお、来賓として招待されたのは、篤志面接委員や教誨士の方々と視察委員だけだったようです。

運動会は午前の部と午後の部があり、富山刑務所の受刑者がそれぞれ約150人ずつ参加するとのことで、全体の6割ぐらいしか、運動会に参加できないようです。

競技種目は5種目、参加人数も絞られ、所要時間は1時間程度なので、普通の運動会のイメージからすれば、かなり小規模です。
しかし、日頃は工場内の私語も厳しく規制されている環境の中、年に1回、工場ごとに分かれて大声で応援できる貴重な機会とあって、参加者の皆さんは、予想以上に活き活きと、競技や応援に熱中していました。

ああいう姿を見れば、当然ですが、「同じ人間」です。

警備や人員配置、予算の問題など色々障害はあるのでしょうが、こういう行事を一般市民に対してもっとオープンにしていけば、受刑者に対する一般の意識も、無関心や冷淡から、応援へと代わる契機があるように思いました。
受刑者向けパンフレット
日本弁護士連合会が、受刑者向けに「刑事施設受刑者処遇法」などを解説したパンフレット(改訂版)を発刊しました。

日弁連HP:パンフレット「受刑者の皆さんへ」改訂第3版ができました

私も、若干、原稿作成に関与しています。

ここ(pdfファイル直リン)からダウンロードできますので、ご興味のある方(親族や友人が刑務所にいる、刑事施設の法律関係を勉強したい等)は、ご利用ください。
富山刑務所視察委員会
本日、富山刑務所視察委員会の第1回委員会が開催されました。

視察委員は4名で、委員の選出母体は、医師会、自治振興会、自治体、弁護士会です。

刑務所からは、所長、処遇部長、総務部長、庶務課長が出席されました。

初めに「人事異動通知書」(辞令)が交付され、所長から施設の概要の説明を受けた後、議事に入りました。
主な議題は、委員長・副委員長の選任、委員会規則の検討、受刑者が提案箱に投函した書面の取扱い手順の検討などでした。
また、施設全体の視察も行いました。

なお、当職が委員長に互選されました。
刑事施設視察委員会
昨日、刑事施設受刑者処遇法が施行されました。

同法の施行に伴い、全国各地の刑事施設(刑務所・拘置所)において、「刑事施設視察委員会」が設置されました。

同委員会には、各地の弁護士会が推薦した弁護士各1名が、委員として任命されています。
4月28日に参加した会議は、その弁護士委員を全国から集めて開催されたものです。

当地の富山刑務所においては、「富山刑務所視察委員会」が設置されました。
昨日、同刑務所より電話があり、私が正式に委員に任命されたこととと、第1回の委員会を6月を予定していることが伝えられました。

「刑事施設の運営の改善向上に熱意を有する者」(8条)として、微力を尽くす所存です。
刑務所における人権研修
 富山刑務所より、富山県弁護士会に対し、人権研修を行うので人権擁護委員を講師として派遣されたい旨の要請があり、昨日、私が講師として刑務所に赴きました。
 本年5月と思われる刑事施設受刑者処遇法の施行に向けた動きの一環のようです。


 刑務所が弁護士を呼んで人権研修を行うとは、時代も変わったなあ、というのが私の素朴な印象ですが、ともかく歓迎すべきことですから、喜んで講師を務めさせていただきました。

 また、研修の前後では、所長さん自ら、ご丁寧に応接していただき、率直なお話しを伺うことができました。
 これを機会に、刑務所と弁護士会の相互理解が進むと幸いに思います。


 参考:研修に用いたレジュメの抜粋↓