福島武司法律事務所 業務日誌
弁護士福島武司の業務日誌です(不定期更新)
医療問題研究会の例会
昨日は、富山医療問題研究会の例会に参加しました。

同研究会のメンバーである弁護士が10数人集まって、各自が担当した医療過誤事件の事例報告などを行いました。

薬の副作用による間質性肺炎への対処の遅れによる死亡、出血性脳梗塞への対処の遅れによる右半身の障害、バリウムが排泄されずに起きた大腸穿孔への対処の遅れによる死亡、などの事例(と事件処理、解決内容)が報告され、大変勉強になりました。


このような例会を定例化すること、事例を集積することなどを通じて、富山医療問題研究会の活動がより充実することを期待し、私もなるべく協力していきたいと思っています。



それにしても、医療過誤を勉強すればするほど、自分が患者となって治療を受けることが恐ろしくなります。正直。


ちなみに、亡くなった妻は、長い闘病の過程で、医師や看護師と家族的な関係になっていました。
高度な信頼関係ができて、一緒に闘っているという実感があったので、最後までセカンド・オピニオンは求めませんでした。
臍帯血移植の治療毒性が原因で、最後はあっけなく逝きましたが、おそらく彼女の中で、治療方針をめぐる後悔は一切なかったと思います(そう私には思えます)。
そういう意味では、彼女は患者として幸せだったと思っています。


医療過誤が医療過誤として問題になる契機には、まず、医療機関側の患者に対する不誠実な言動があるように思います。
自分の主治医がベストを尽くしてくれていると患者が信じられるのなら、例え治療の結果が思わしくなくても、主治医が悪い、責任を問いたい、とは思わないでしょう。
刑務所における人権研修
 富山刑務所より、富山県弁護士会に対し、人権研修を行うので人権擁護委員を講師として派遣されたい旨の要請があり、昨日、私が講師として刑務所に赴きました。
 本年5月と思われる刑事施設受刑者処遇法の施行に向けた動きの一環のようです。


 刑務所が弁護士を呼んで人権研修を行うとは、時代も変わったなあ、というのが私の素朴な印象ですが、ともかく歓迎すべきことですから、喜んで講師を務めさせていただきました。

 また、研修の前後では、所長さん自ら、ご丁寧に応接していただき、率直なお話しを伺うことができました。
 これを機会に、刑務所と弁護士会の相互理解が進むと幸いに思います。


 参考:研修に用いたレジュメの抜粋↓
富山県弁護士会による懲戒処分
富山県弁護士会に所属する弁護士が4回目の懲戒処分を受けたと報道されています。
 共同通信より

弁護士会による懲戒制度
 日弁連HPより

非常に残念な事態ですが、取り急ぎ情報提供です。
3月2日不在
3月2日(木)は、日弁連人権擁護委員会に出席するため、東京に出張しますので、一日不在となります。

私への連絡は、同日を避けていただきますよう、お願いいたします。