この懇談会は今年から始まったもので、裁判員制度の導入などについて法曹三者で協議する場です。富山地裁からは刑事部裁判官3名、検察庁からは検事3名、弁護士会からは刑事委員会委員が参加しています。
現在、9月に予定されている模擬裁判(裁判員裁判のシミュレーション)の準備が進められています。
また、昨日は改正刑事訴訟規則について裁判所から説明がありました。印象的だったのは、裁判所は、新設された「証拠の厳選」(規則189条の2)については、非常に厳しい姿勢で臨むという話でした。
従来の刑事裁判では、自白事件でも、検察官請求書証の厚さが10センチ以上になることもしばしばでした。しかし、そのような大量の書面を中心に審理する方式では、素人が重罪を裁く裁判員制度には対応できないことから、今後は刑事裁判全体のスタイルが大きく変貌していくようです。

